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思うこと 新年の抱負

2016年を迎えて〜この歳で「夢を持つ」ことについて

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spaceX

SpaceX社「Falcon9」の垂直着陸が成功した瞬間

あけましておめでとうございます

今年も昨年同様、新年の抱負を考えてみようと思いましたが、結局年初の抱負は日常生活の中に埋もれていってしまい、年末には「ああ、また実現出来なかったなあ」となって翌年の抱負に組み込まれるわけです。

2015年を振り返って

と、この歳になってやっと気が付きました(遅いって)。

若いうちは、毎年目標を決めてそれに向かって努力しようと思うだけでもエラい。でも、自分の終末が見えてくると、「残りをどれだけ善く生きるか」に切り替わっていくんですね。

写真はイーロン・マスク率いるスペースX社の「Falcon9」が初めて垂直着陸に成功した瞬間です。イーロン・マスクの魅力は、大金持ちであるにもかかわらず、自分の全財産を投げ打ってでも目標に向かって突き進むこと。その「目標」がとてつもないことであり、普通なら鼻で笑われてしまうようなものでも、信じて突き進むことで実現してしまうわけです。

彼の事業は決して順風満帆ではなく、全財産を失いかけたり、離婚したり、裏切りにあったり、車やロケットの開発も失敗したりするわけです。一生楽に暮らせる財産があるにもかかわらず、安住しない。その彼を突き動かしているのは「未来への想い」だけなのでしょう。だから「火星移住」なんてことを目標に掲げてもついてくる優秀なスタッフがいる。むしろ、既存の枠には収まりきれない程の優秀な人物が集まることになる。

自分の財産なんてイーロンの何千分の一、いや何万分の一だけど、日々の食い扶持を稼ぎながらも夢だけは大きく持っていきたい。残された時間、たとえ達成できなくても「俺はよく頑張ったな」と思いたい。

親の介護や自分の健康維持に気を使わなければならない年代になると、「夢を持つ」なんてことは「今さらねえ」という諦めのことばで自ら止めてしまいます。「初老」に片足を乗せている人間が「夢」なんて言っても若者からみたら「足掻き(あがき)」にしか見えないでしょう。

それでも自分の心身が健康であるかぎりは夢を見ていたいと思います。言い換えれば「夢を見るために心身を健康に保つ」となります。

これが今年からの目標です。なかなか難しいんですけどね。

そして、やはりこれからの日本を少しでも良くするために、頑張る政治家やメディアをサポートしたい。そして新たにエネルギー問題にも関わりたい。

未来の日本人に、「安全・安心」で何でも言える国を残すことが「夢」です。

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