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兵庫県知事選挙 勝谷誠彦

勝谷誠彦の兵庫県知事選挙 おまけ

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まずはお知らせです。

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64万人の魂 兵庫知事選記』が発売となります。西日本出版さん、さすが!

64万人の魂 兵庫知事選記

これは、勝谷誠彦が4月26日から7月3日まで毎朝配信している『勝谷誠彦の××な日々。』から選挙関連の箇所を抜粋し、編集して一冊の本にしたものであり、兵庫県知事選挙に関心が無くても、選挙をテーマにしたドキュメンタリーとして読んでいただければ楽しめます。自分は当事者だったので、すべての場面が生々しく浮かんできて吐き気をもよおすほどで、まあポンコツ3人組のドタバタ劇として読んでください。

この本が書店で売れたからと行って私が儲かるわけではないけど、「高橋ヨロン」という人物に少しでも興味を持ってもらえれば、2ヶ月間寝食忘れて頑張ったかいがあるというものです。

選挙でのネットの取り組み

そんなドタバタ劇でも、ネットの取り組みでは今後の参考にしてもらえるようなものもあったので、最後にいくつか紹介します。

まずは日程告知用のカード

日程告知のカード

これは、日記にも頻繁に登場した学生ボランティアのコースケが毎晩作成しました。

コースケは、「POTETO」という学生団体を率いて、若者がTwitterで簡単に時事問題について理解して関心を持てるようにする活動を続けています。そこで毎日作成しているカードを、今回は勝谷の選挙のために毎日作ってくれました。

この画像とテキストを組み合わせて、毎日すべてのSNSで発信していきました。予定の告知は無機質でつまらないものになりがちです。単にテキストで流すよりも、より活動をリアルに知ってもらえるきっかけとなります。

 

これはすでに告知済ですが、GoogleMapを用いたちょっとした遊びも入れました。

これは期日前投票所をGoogle Mapsに落として、ピンの画像を全部勝谷の顔に変えたものです。これも、単純にピンを立てるだけだと味気ないので、「キモいけど面白いやん」という反応を期待して作成しました。

これに関連して、ポスター掲示板のデジタルマップ化は、今後も進めるべき。どこかの自治体(選管)がやれば、ニュースになるんだけどなあ。

SNSには、ハッシュタグ「#勝谷誠彦 #兵庫県知事選 #兵庫県知事選挙」を付けました。

動画は、最初はボランティアで協力してくれたK 氏や、フリーのビデオジャーナリストA氏が、YouTubeライブやツイキャスで流してくれました。そして最後の方ではYouTubeに加えて、Facebook LIVE 、 LINE LIVE 、Instagram LIVE 等も追加していきました。

たとえば、LINE LIVE  はこんな感じ。

そしてプロモーションビデオは、コースケと同じく「POTETO」で活動している樋口くんがわずか2日間で制作してくれました。

おまけのおまけで、LINE@で配布された「勝谷誠彦スタンプもどき」。意外とウケていたみたい。

欲を言えば、他にも勝谷本人が登場する毎日のライブ番組とか、期日前投票に行って記念写真を撮ってアップすると「義」スタンプが押される仕組みとか、24時間事務所内を無音で映すだけとか、若者の討論番組や「義」Tシャツのネット販売など、いろいろとやりたいことはあったけど、これが限界でした。

ネット戦略というのは

ネット戦略に関しては、「何が効果的か」というのはある程度の指標にしかなりません。それは候補者との相性もあるし、どの層にどんなことをアピールしていきたいのか、というターゲット設定によってもやることが変わってくるからです。候補者本人の知名度や好感度、イメージに合わせてどのようにアピールしていくのか。SNSは何を使ってどのくらいの頻度で、誰が更新していくか。千差万別、十人十色。やり方を間違えると、時間の浪費にばかりなって効果が上がらない。場合によってはマイナスの効果につながることになります。

炎上対策はどうするのか。またはネット上の「面倒な相手」にどう向かうのか。今回であれば、「勝谷さんは朝鮮学校の補助金に対して『NO』と言ってませんが、中川さんははっきり『NO』と言っているので、中川さんに入ます」とわざわざ言ってくる全体が見えていない人を相手にすべきかどうか。

ネット選挙の話を講演などですると、必ず聞かれることは「インターネットは票になりますか?」「効果はありますか?」ということ。ネットの効果は見えないので、時間や手間をかけてやるからには、確信が欲しいのでしょう。最近は、そんなときに「では、ポスターや選挙ハガキは、どのくらいの効果がありますか?」とか「ポスターでも下手な素人が適当に作ったものと、プロと検討に検討を重ねて作り上げたものと、効果は異なると思いますか?」などと聞き返すようにしています。

要は、「何をどのようにやるのか」ということなんです。ネットばかりに力を入れていて、地上戦が疎かになってしまったら逆効果です。スタッフが少ない場合や候補者との相性が悪い場合は、「やらない」という方法もあります。その場合は、ネットを駆使している相手候補を超える「何か」が必要になりますが。

これからも、ネット選挙はどんどん進化していきます。ARは少し前に取り入れる候補者が出てきましたが(私もやりました)、アプリが標準化されず、見るのに手間がかかるために普及していません。今後はVRが取り入れられてくることもあるだろうし、5年後にはAIを駆使する候補も出てくるでしょう。3年後かもしれない。

しかし、どんな技術が出てきても、候補者自身が良くなければ効果は限定的です。古くなった大根は、ネットの力でも新鮮な採れたての大根にはならない。

候補者の魅力をネットで多くの有権者にしっかりと伝える。そのための手段は日々の試行錯誤から生まれてきます。今までもそうしてきたつもりだけど、今回リアルに選挙に関わって、「勝谷誠彦」という難しい「素材」を前に苦しんだ経験は、今後に生きてくると思っています。

ていうか、それくらいは報われないと、浮かばれない・・・トホホ。

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