インスタグラム(Instagram)を再開しました。
見たら、最初の投稿が「242週間前」ってなってた。
いつだよ(^^;
https://www.instagram.com/vjtaka/
インスタグラムとは、ひとことで言うと写真版YouTubeって感じでいいかな(最近は動画も投稿できるようになったけど)。写真を投稿して、そこにコメントできたり「いいね!」したり、ハッシュタグを付けたり、他のSNSと連動できる。写真の加工も簡単でオシャレなものがあるので、素人のスマホ写真でもそこそこアート的な作品ができるし、スマホだけで完結してしかも使い方は簡単!
始めたころ(242週間前!?)は、写真の加工ツールぐらいしか魅力を感じなかったけど、その後SNS機能が充実してきてモバイルファーストになり、芸能人がやりだしてニュースになることも増え、久々に使ってみたら「おお、これは良いんじゃないか?」と思った次第。
最近、参院選を前提に「インターネットでの情報発信を強化したい」ということでウェブサイトのリニューアルの相談が来るようになってきて、その中で「今までFacebookもTwitterもやっていなかったけど、これから始めようと思っているんです」という人がいる。
普通の業者だったら、すぐに「じゃあ、FacebookとTwitter始めましょう。あれやこれやでおいくらになります」と言うんだろうけど、なかなか言えないんですよねえ。その人に合っていないんじゃないかと思うと「オススメできませんね」と言ってしまう。
問題は2点あって、ひとつは投稿の内容。
これは結構難しく、FacebookとTwitterでは同じことを投稿しても反応が異なる。そのサービスの特性によって投稿内容は変えるべきだし、反応があったときにどう対応するか、ある程度考えておかなければ、あとで慌てることになる。特に政治家はね。
ふたつ目はコメントやメンションへの対応。
政治家ともなると、差し障りの無いコメントばかりではなく、明らかに絡んでくるものもある。そんなときに、無視するのか、反応するのか。コメントを返すとしたらどのように返すのか。その内容によって、炎上もすれば相手を納得させることもできる。ここは難しい。
参院選まであと5ヶ月。今から始めてなんとか票に結びつけようとするのは、よほど知名度があって内容が豊富でコミュニケーション能力が高くないと難しいでしょう。
それでも「何かしたい」という人にはこれからは インスタグラム(Instagram=インスタ)を勧めようと思う。
まず、インスタはパソコンよりもスマホアプリのほうが使いやすい。さらに、写真にコメントを付けるだけなので、政治家にありがちな「いつもは更新しないのに、たまに思いの丈を長文で書き綴るんだけど、誰も読まない」ということは少なくなる。複数アカウントを管理できるようになったので、本人のアカウントを秘書やスタッフが管理することも可能。
その他・・・
FacebookやTwitterに同時に投稿できるので、手間はかからない。
ウェブサイトへの埋め込みもできる(高機能Wordpressプラグインもある)。
何より、コメントで炎上しにくいので精神衛生上も良い。
などなど、メリットはかなりある。
ただ、政治家の写真にありがちな、「記念写真」的なものはなるべく避けた方が良いでしょう。
やはりせっかくインスタにアップするのであれば、少し凝ったものにしたい。まずは構図を少し工夫して、あとは付属機能にある写真加工で味を出す。あまりやり過ぎると、いかにも「インスタっぽい」ものになってしまって飽きちゃうので気をつけましょう。
また、インスタの写真はスクエア(正方形)なので、ワイド画面に慣れている人は最初戸惑うかもしれないし(追記:基本はスクエアですが、横長の写真も入れられました)、視察報告や旅行記みたいなアルバムにしたい場合はFacebookのアルバムを使ったほうが良いでしょう。
そんなこんなでインスタには合わないものもあるので、自分が投稿したい内容に応じてTwitterやFacebookなど分けて行かれれば理想だけど、そもそもSNSばかりやっているわけにもいかない。やはり始めるのであればある程度時間が取られることを覚悟して、何をどこにどのように投稿するのが効果的かつ効率的か考えたほうが良い。
そんな意味で、今から始める候補予定者には、とりあえずインスタグラムを勧めます。
ページに埋め込むとこんな感じ。