若いころ、酒で失敗して、誰でも一つや二つは思い出しただけで顔を赤らめる用なこともあるでしょう。かくいう僕も一升瓶抱えて横浜駅の相鉄改札口近くの交番前ですっ転んで、瓶を割ってしまった(当然酒はブチ撒かれた)ことや、終電を逃して朝まで歩いて帰ったことなど多少の恥ずかしさとともに思い出されます。
女性と呑んでいて恥ずかしい思いをしたことも何度かあり、とてもここでは書けないけど、今思い出しても身をよじってしまうようなことも。まあ、それもこれも30年以上前のことになりますが。あ、10年くらい前にもあったかな。
救われるのは、人生を狂わせるようなヤバイ呑み方は無いことだけど、これってほんの僅かのことで事故になったり名前が出せなくなったりするわけですよね。今はSNSがあるので、これは危ない。酔った勢いで変な写真を載せてしまったり、変なことをつぶやいてしまうと、「人生終了!」ともなりかねない。だから「酒を呑む日はSNSへの投稿は酔いが冷めてから」ときつく自分に課さないと良くない。なかなか出来ないけど。
それはそうと、最近自分の酒の呑み方が汚いと思う。たとえば3時間呑むとしたら、「このあたりで良いかな」という判断ができなくなる。目の前に来る酒をどんどん胃袋に流し込んでいくので、「あ、今呂律回っていないな」と思ったときはもう手遅れ。ヘベレケになってしまうわけです。ふだん晩酌をしないので、飲み会のときに一気にエンジンが掛かってしまうこともあるのかもしれない。
一昨日の『ヘロヘロ時事放談』でも、やっているときに「新政」をチビチビやっていて、終わってからピザを食べながらビールとワインと日本酒を同時に飲んでいたので、気がついたらベッドの上ということになっていた。
女性だと気をつけなければならないことも多いけど、五十を過ぎたオッサンは、追い剥ぎに会わなければ特に怖いもんは無いわけです。そういえば、最近は喧嘩に巻き込まれそうになることが続いているなあ。あとは痴漢冤罪にも気をつけなければ。それと某機関に目をつけられて狙われるとか。しかし、そう思っていても酔ってしまうとどこにトラップがあるのかわからなくなってしまう。
というわけで、来年からは呂律が回らなくなってきたらソフトドリンクにするよう心がけます。
「来年からじゃなくて今からしろよ」って?
この歳で情けないけど、これからは「粋な」飲み方を練習しなければ。