Appleが、Mac30周年記念サイト「Thirty Years of Mac」を立ち上げた。
30年前というと23歳。 友人の自転車野郎浅香がMacintoshSEを購入し、それを見に行ったのが85年ごろだったかなあ。そのころはMS-DOSの時代。 まずグラフィックスに驚き、すごく将来性を感じたものの、とにかく高くて手が出なかった。 初めて買ったMacは「Macintosh LC」。Mac初のコンシューマー向けカラー機。 KidPixにハマり、オマケで付いていたしょぼいテトリスで毎日3時間遊ぶほどハマった。
次に買ったのは「Macintosh Perfoma 5200」。
この時はカラープリンターも付いていたが、インクが高くてなかなかカラー印刷はできなかった。
次は、いきなり intel Mac になるんだけど、それまではほとんど仕事で使うパソコンだったので、DELLのデスクトップから始まり、DELLのノート、パナソニックの「Let's Note」とメインマシンはマイクロソフト系だった。
Macの心臓がPowePCからintelになり、BootCampでWindowsが入ることになったので、いきなりiMacを買い、それからMac mini、そしてまたiMacと、96年ごろから自分が使用するMacだけでも4台。MacBookは今のMacBookProRetinaで6台目になる。ここまで来たら、もう「バカ信者」と呼んでもらったほうがスッキリしそうだ。
「ばっかだなあ」と笑いたければ笑え!
なんでそんなに好きなのか。
それは、もう「所有する喜び」としか言いようがない。カッコ良く言うと「イマジネーションを刺激する」とかなるんだけど、単に買うのが嬉しいからなんですよ。
以前、パソコンなんて、色気の全く無いダンポール箱に無造作に梱包されているものだった。しかし、Macは違う。箱を開ける瞬間からワクワクが止まらない。それはディスニーランドでアトラクションに30分並んで乗るようなものなのだ。
デザインの隅から隅までこだわり抜いて作られていることへの憧れもあるだろう。ハードウェアとOS一体化の安心感もある。おそらくWindowsパソコンで最初にデザインにこだわり抜いたのはSONYのVAIOだったと思うが、Macデザインの魅力は、新機種が出てもその哲学が引き継がれていることにあると思う。いつ買っても美しい。
今となってはMacを買わない理由がない。東京三菱UFJ銀行のネットバンキングが、以前はMac+Parallels DesktopのWIndowsでできたのに、最近はエラーになってしまうからしょうがなくWindowsのノートも持っているけど。あと、タイムカードの管理ソフトもWIndows専用だったな。これを使うときは気分が落ち込む(それは言い過ぎか)。
スマホはiPhone、タブレットはiPad、パソコンはMacで良いじゃん。
と、身も心もAppleに捧げてしまっていることに、何の疑問も持っていません。
と言いつつ、Jobs亡き後、将来に若干不安を感じているのも事実。
まあ、この世界、10年先なんて誰もわからないんだし、パソコンというものが存在しているかどうかもわからないので、「今もまだAppleに恋してる」で良いじゃないですか。
とにかく、Mac30周年おめでとう。