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ドローン事業立ち上げを考えてみる・その2【ドローンはどんなシーンで活用されるのか】

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実際にドローンを使ってみて、だいたいどんなものか分かったが、では今後どんなシーンで使われていくのか考えてみた。

1.報道

軽井沢の勝谷誠彦邸を撮影したときに、彼が最も感激したのがこれ。
報道で使用するセスナやヘリを考えれば、コストダウンの効果は確実にあるし、安全性も増す。ライブ中継もできるので、解説は中継の映像を見ながらすることも可能だ。

現在は、半径2キロの範囲が取材エリアとなるので、災害現場ではまず2キロ以内に近づく必要がある。また、大規模なデモやイベントの撮影は、許可を得ることも必要だが、落ちると大事故につながるので注意が必要。

2.映像コンテンツ

すでにテレビ番組においてドローンによる撮影と思われる映像を使用した例が散見される。ローカル局の番組では、ドローン撮影をメインにしたものもある。映画でも頻繁に使用されるようになるだろう。ミュージシャンのPVでも、流行りものではあるとしても使用されるはず(すでにあるかもしれないけど)。

3.農林水産業

すでに農薬散布での実用化が進められているが、将来的には上空からの魚影観測や山林調査にも使えることができるようになるかもしれない。

4.観光

従来の観光ビデオに加え、空からの映像を加える事により、より全体像を知ることができるようになる。また、このような高度な映像作品といえるようなものも今後は出てくるだろう。

5.物流

これもすでに話題になっているが、物流手段として使用されるというもの。日本で実用化されるかどうかは未定で、特に都市部においては現実的ではないと思われるが、山間地や僻地、離島などではかなり有望ではないだろうか。飛行時間や搭載重量の進化によって、緊急を要する医療機器の空輸にも対応できる。

6.モービル

先日、中国企業が人の乗れるドローンを発表したけど、自作機であればすでにホバリングぐらいはできるようになっている。これも将来的に積載重量や安全性が飛躍的に発展すれば、技術的には可能。SF映画の世界が現実となる。

人が乗れるドローン「EHANG184」

人が乗れるドローン「EHANG184」

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7.軍事用

こちらはすでに実用化されているような報道もあるけど、望ましくない例。これが完全実用化されると、遠隔操作だけで簡単に人を殺したり建物を破壊したりできるようになってしまう。それこそ映画のような話だけど、ドローン同士の戦闘もあるかもしれない。こうなると、単にドローンというよりは「無人攻撃機」とでも言ったほうが良さそう。

他にも様々な分野での使用が予想され、その可能性は限りなく大きい。しかし、超えるための多くの問題もあり、事故も起きるだろうから、ドローンの技術向上や安全性の強化に加えて、やはり登録制、免許制などの規制も並行して行われていくことでしょう。

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