さすがに半世紀以上も人生やっていると、突然の訃報は何度も経験するわけでして。
家族、親戚、友人、大先輩・・・その都度泣き、考え、どうにもやり場のない感情を、ひたすらじっと抑えているうちに、薄れていく。
今回も、その中のひとつになるのかもしれないけれど、たった半年前に知り合ったばかりなのに、絶好調だった私ですら体調を崩す戦いの中で、そのひとは自分の命を本当に削っていた。もっと声をかけていれば。もっと気をかけていれば。悔いばかりが残る。思い出したくも無い2ヶ月間の中で、数少ない元気をもらえたひとだった。
それでも、毎日朝はやってくるし、腹も減る。眠りにつけば鼾をかくし、排泄もすれば風呂にも入る。数日もすれば、きっと忘れていくんだろう。引きずることなんか彼女は望んでいないし、引きずったところで何も生まれず何も残らない。今はひたすら遺族の方々の幸せを望むしか無い。
・・・
少し感傷的になりました。
このまま一回休みといったこともあり得るけれど、子どもじゃないし。今回は、思いっきり生活臭漂うネタにします。
キャッシュレス生活はどの程度可能なのか
昨年暮れにカードの不正疑惑が発覚し(結局は不正ではなかった)、一気に約150万円の「自分が知らなかった」お金が出てきてしまった。
・・・この話はそのうち機会があれば書き留めておきます
こうなると、普通は「カードを使うのやめよう」となりそうだけど、それでも電話代、光熱費や保険料など毎月決まったカード引き落としがあるので、明細は毎月しっかりチェックしなければならず、「いっそのこと全部カードにしてやろう」と逆に思い立った。
とりあえず、今までメインで使っていたカード(三井住友VISAカード)は、上記の不正疑惑時に止めてしまったので新しいカードが来るまで使えない。手持ちのカードを見直したところ、ビックカメラの Suicaカード(VISA)が良さそうだった。
しかし、全部 iPhone にまとめたくなってビックカメラSuicaを ApplePay に読み込もうとすると、VISA ではダメだということで( JCB なら良い)入れられないので、とりあえずはカードとモバイルの併用で行くことにした。
しかし、ついでに ApplePayにファミマカードを読み込むと、電子マネー「iD」対応店で利用可能になるし、ビックカメラSuica(VIEW)カードを読み込むと「QUICPay」対応店で利用可能になるので、カードを持ち歩かなくても、iPhone だけでいけそう。さらに AppleWatch に入れちゃえば、iPhone すら出す必要もない。とはいえ、レシートをもらったら財布を出さなくちゃいけないし、意外と面倒かな。
銀行系キャッシュカードは、プリペイドカードに入金するときに現金を下ろすだけ。他に ANA の Edy とか楽天ポイントカードもあるけど、使うときあるかなあ。
とりあえずこれらをメインにクレジットカードを組み合わせることで、日頃ほとんど現金を持ち歩かなくても良くなるはず。ただ、飲食店、特に呑み屋の場合は、スキミングや酔っ払って適当になってしまうのが怖いので、常連の店以外は現金で払うというルールにした。
自分が使っているネット決済のほとんどは、 Amazon、アスクル、じゃらんあたりなので、ネット決済用のカードを登録してそれで支払う。大抵の買い物はこれでいけちゃうんじゃないかな。
ということを年明けから始めてみてわかったことは、
日常生活では、Suica があればだいたいなんとかなる
ということだった。別に Suica の回し者ではありませんぜ。あしからず。iD でも QUICPay でも良いのかもしれないけど、まあ Suica が最強なのかな。
プリペイドカードは現金をカードに入れて持ち歩いているようなものなので、厳密に言うと「キャッシュレス」とは言えないかもしれないけど、現金でのやり取りが必要ないので「キャッシュレス」の分類に入れておきます。
自分で一週間使ってみてわかったのは
電子マネーが使えるところ
- コンビニ:電子マネーでOK。
- 交通機関:電車は AppleWatch の Suica で大阪でもOK。新幹線指定席はJR東日本ならモバイルSuicaがチョー便利。
- 車:ガソリン・洗車はクレジットカードOK。高速道路はETC。
- ホームセンター:島忠は電子マネーOK。
- クリーニング:喜久屋は電子マネーでOK。
意外とダメなところ
- スーパー:マルエツ・プチはTポイントカードが使えるのに、支払いは現金もしくは楽天Edyのみ
- 郵便局:現金のみ
- 喫茶店:チェーン店でもベローチェは現金のみ。ドトールや珈琲館も専用プリペイドカードのみ。
- ドラッグストア:店によると思うが、現金しか対応していないところが多そう
- 賽銭:もちろん現金
- タクシー:カード対応のところもかなり増えてきたが、まだ現金のところもある。
こうやってみると、「これからはキャッシュレス生活じゃあ!」とイキってみても、まだまだ現金しか対応できないところがあるんですねえ。とはいえ、使えない場面は結構限られているので、Suica にある程度まとまった額を入れておけば、ほぼ現金で支払うことはなくなる。プリペイドなので、キャッシュカードほどは無駄遣いもしなさそうだし。
逆に考えると、電子マネーに対応できない店舗は、今後敬遠されるケースが増えていくのではないか。ベローチェは、最近美味しいホットドックがあって食べたいんだけど、現金対応のみということで入りにくくなっちゃったなあ。
これからも、キャッシュレス生活に挑戦していくので、第2弾レポートがあるかもしれません。