やばい・・・現在９月１３日午前１時３４分。
酔ってる
呑みすぎた
ブログの最初の部分を付け足そうと思ったけど、この状況だとろくな内容にならないので、一昨日書いておいた内容だけにしておきます。なんちゃってエッセイ風に書いたので恥ずかしくて見直したかったけど、泥酔状態なので下手に手を入れない。というわけで・・・
映画の２度見
またやってしまった。
最近、週末は何かしら映画を観ている。先週末も、Amazonプライムでオススメされていたジム・キャリー主演の『マジェスティック』を観た。
Amazonレビューはこんな感じ。
『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』のフランク・ダラボン監督が、戦後ハリウッド赤狩り時代を背景に、映画をツールとした人間の心の再生と勇気を謳い上げるヒューマン巨編。
1950年代のハリウッド、新進脚本家ピーター（ジム・キャリー）は、非米活動委員会から共産主義者の疑いをかけられた直後、交通事故で記憶を失い、ある町へとたどりつく。そこで彼は映画館「マジェスティック」館主ハリー（マーティン・ランドー）の息子であり、戦場で行方不明になっていた第2次世界大戦の英雄ルークと間違えられてしまう…。
N.Y.テロ事件後うちひしがれているアメリカ国民をも巧まずして反映している町の人々は、映画を通して立ち直り、やがて赤狩りというアメリカ史の恥部に立ち向かう主人公にエールを送る。まるで奇跡のように現代アメリカを描いたと思しき、巧すぎるといえば巧すぎる傑作。人々を再び立ち上がらせるきっかけが映画というのも、いかにも映画ファンのツボをついている。（的田也寸志）
実に的を射た解説。素晴らしい。この紹介はあとから知ったんだけど、『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』の監督が作ったのか。なるほどねえ。
ところが途中、「ここはこんな状況になるんじゃないかな」と予想したとおりに進んでいくので、「俺ってすげえなあ」とか「このシナリオはＢ級か」とか思っていたんだけれど、半分くらいまで観たところで、「あれ？これって以前に観たことあるんじゃないか？」と思い始めた。それからは、それぞれのシーンが「観たことあるかも？」になり、それでもラストシーンは予想できず、「あれ？」「これは？」と思いながら、最後の30分くらいのところで「あ、これ観たことあった」とやっと気づき、ラストでしっかりと感動して泣いていた。
そりゃあ、今までも同じ映画を２回観てしまったことはある。みんなあるはず。でも、だいたいは最初の10分以内に「あれ？これ観たことあるぞ」と気がつくわけですよ。ところが今回はかなり進むまでわからなかった。
私は、基本的に映画も小説も「２回目は無い派」だ。そんなのがあるかどうかは置いといて。それでも『ブルース・ブラザーズ』は５回は観たし、映画館で観てからテレビで観るなんてのはたまにある。しかし、半分までわからなかったとうのは初めてじゃなかったかな。
あ、『ボーン・コレクター』もそうだったか。『アイアンマン３』は「２までは観た」と思いこんでいて、やはり途中で「あ、観たことあった」となったし、『チャーリーウィルソンズ』は、すぐに気がついたんだけど、最後までストーリーを覚えていなくて、ラストに行ってからやっと「そうだ、これだよ」となった次第。そういえば『００７カジノロワイヤル』もそうだった。ハリソン・フォードの『推定無罪』と『フランティック』はどっちがどっちかわからなくなって結局２度ずつ観たし、『パトリオット・ゲーム』と『今そこにある危機』もストーリーがごっちゃになって２度ずつ観た。他にも結構あったぞ。
これじゃ映画評論家にはなれないな。なれるとは思っていないけど。
おそらく、最初に観たときにそれほど心に残らなかったのかもしれない。今回の『マジェスティック』なんて、最後はダラダラ涙を流していたけど、最初に観たときはそうでもなかったんだ、きっと。
なんでこんなことになるのか。歳か！
それもあるだろうけど、おそらく映画を観るための手段が増えているということが一番の理由ではないか。以前は、映画館とテレビくらいしかなかったので、たぶん同じ映画を知らずに間違って２回観るということは無いだろう。しかし、最近は映画館、テレビ、セルビデオ、レンタルビデオ、ネット配信（iTunes、Amazonプライム、Netflix、huluなど）があるので、以前よりは格段に２度見の機会が増えているのではないか。きっとそうだ。
だから、おそらく年齢的な原因は10％くらいで、見る手段の多様化によるものが90％あるはずだ。そういうことにしておこう。
実は今、一本観ようと思っている映画がある。三谷幸喜監督の『清州会議』。
ところが、これが観たような気もするし、まだ観ていないような気もするし。
観ようか観まいか・・・