何か映画が観たくなり、以前から気になっていたスーパーマン「マン・オブ・スティール」を観た。
プロデュースがクリストファー・ノーランで、監督がザック・スナイダーだということで、リアルすぎる大迫力のスーパーマンが描かれるんだろうな、と思っていたら、そのとおり。
特撮は本当に息を呑むほどで、ボキャブラリーの無い自分としては「スゴい」としか言いようが無い。
ただ、観終わった感想を正直に言うと、意図したものなんだろうけど、戦うシーンがマンガみたいで違和感があった。
細かいところでは、やはり昔のアニメヒーローを無理やりリアルな映画に仕立てあげた雰囲気がそこかしこに漂っていて、圧倒的な特撮と頑張ったストーリー展開で興行的には成功だったらしいけど、「う〜ん」という感じ。
興行成績を見ると、世界的にはまずまずだったのかな。でも全世界興行収入Top100では71位。全米興行収入でも56位。最新の情報ではないのでなんとも言えないけど。
実際はどうなんだろう?と思ったら、ちょうどいい感じで解説してくれているブログがありました。
なるほどなあ。国によってかなり差があるみたい。そういえば、確かに「ダークナイト」は世界的なヒットの割に日本では興行的にはイマイチだったけど、評価は高かった。
自分の中でのTop3は、難しいけど
- ステラ
- ショーシャンクの空に
- モスキート・コースト
って感じかなあ。他にも
- 天使がくれた時間
- 恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ
- レオン
も記憶にずっと残っていて、「天使がくれた時間」なんてティア・レオーニが魅力的すぎて、DVD買っちゃった。
最近では
- 42〜世界を変えた男〜
- インビクタス/負けざる者たち
も感動したし、「良かった」と思えた映画を挙げ出したら、それこそきりがない。
この中で、「モスキート・コースト」は、主演がハリソン・フォードとリヴァー・フェニックスという豪華キャストだったにも関わらず、興行的には大コケ。でも、観たのが父が亡くなって直ぐだったこともあって、観終わってから涙が止まらず映画館からしばらく出られなかった。
結局、そのときの自分の感情や、置かれた状況、どんなシチュエーションで観たとか、いろんな要因が相まって、その映画の評価が決まるんでしょうね。
だから今、上記の映画を観ても、当時ほど感動しないかもしれないし、観たときは気持ちが荒んでいたので感動できなかった「ニュー・シネマ・パラダイス」は、今観たら感動するかも。
先日、映画監督の紀里谷和明氏が評論家の有村昆氏を猛烈批判していて、かなり共感したけど、ホント、そういうことなんだよなあ。自分で創る人が一番偉い。評論家は寄生虫みたいなもの。クリエイターが心血注いで作り上げたものを、ただ数だけ多く見ている奴があーだこーだ偉そうに評価しているのを見ると腹が立つ。
まあ、このブログもそうなのかもしれないけど。でも、製作者に対して敬意は表しているつもり。
評論家の映画批評は、映画をより深く観られるようにするための情報提供ぐらいで良いでしょ。
実は今、007シリーズを再び観ています。アマゾンプライムで無料で観られるので。
「黄金銃を持つ男」なんて、中学校の頃だったかな。映画館にドキドキしながら行って、大画面で食い入る様に観ていたことを思い出すなあ。ストーリーは全然覚えていないけど、良い映画だった。