生まれてこのかた、「肩こり」というものを意識したことが無い。
昨年、強烈な頭痛に見舞われて、その原因が「肩こり」だと医者から言われても、「こり」というものがどんなものかわからなかった。マッサージ店に行くと、「うわあ、すごく凝ってます！」と言われるんだけど、なにがそうなのかわからない。
ところが・・・
ここのところ、強烈な寒さで身体が縮こまっているせいか、「これが肩こりか！」と思えるほど、肩がなんだか思いような痛いような、じっとしていられない感じになる。首筋も、痛いというわけじゃないんだけど、なんだか固まっているというか・・・そう、「固まっている」という表現が近いかもしれない。
これが「肩こり」なのか・・・と、今更ながらじっとしていられなくて悶えております。
世の中のウェブサイトの約３割は WordPress
私が手がけている政治家用のウェブサイトは、現在では全てWordpress（ワードプレス）というCMSを使っています。
CMSとは
コンテンツ管理システム（英: content management system, CMS）は、ウェブコンテンツを構成するテキストや画像などのデジタルコンテンツを統合・体系的に管理し、配信など必要な処理を行うシステムの総称。2005年頃より一般的に普及したといわれる。コンテンツマネージメントシステムとも呼ばれる。（Wikipedia）
簡単に言うと、テキストや写真を入れるだけでウェブサイトを作ってくれるシステムで、ブログなんかはそうですね。このブログもそう。2002年に最初に『ネット参謀』システムを開発したのはまさにこれで、そのときはオリジナルのシステムだったけど、2012年に WordPressのマルチサイト（Wordpress MU）というシステムに全面移行しました。
WordPress で作られたウェブサイトは、ページを表示する際、プログラムが瞬時にデータベースから必要な情報を引っ張ってきて構成して表示するので、データをそのまま表示させるよりも時間がかかります。Wordpressは頻繁にバージョンアップが繰り返されて、表示速度を速くするプラグインというプログラムも提供されるため、改善はされているけれど、やはり限界はあるわけです。
しかしWordpressは世界中のウェブサイトの約３割を占めていて、CMSの中では約６割のシェアになるので、その表示速度を上げることは、ウェブコンテンツ全般の改善になる、ということでGoogleが表示速度の改善に取り組み始めました。
GoogleはWordPressサイトのウェブページ表示速度の向上に本腰を上げて取り組む（GIGAZINE）
世界最大のCMS「WordPress」によって作成・管理されるサイトはページ表示速度の点で難があるとのこと。そこで、ウェブページの表示速度向上を狙うGoogleは、WordPressと協力して、サイトのページ表示速度アップに取り組む構えです。
「ページ表示速度が遅いサイトではユーザーエクスペリエンスが低下し、サイトのコンバージョンに悪影響を与える」らしいんだけど、とってもわかりにくい。簡単に言うと、ページの表示が早ければ、閲覧者が広告バナーをクリックする率が上がるので、Googleにとって非常にメリットが有るということなんです。
動機はどうであれ、表示速度がアップするということは、Googleだけでなくそのウェブサイトの所有者にとって一番メリットがあるわけで、これは大歓迎。Googleさんアッパレ！
政治家サイトでやるべきことは
別に WordPress は政治家サイトに特化しているわけではないけど、政治家のサイトではかなりの割合で WordPress が使われている（体感的には半分以上）ので、Googleの積極的参加は多くのサイトに朗報となるでしょう。
現在は、まだスマホ対応になっていないサイトも結構あるけど、すでにGoogleは検索においてスマホ対応かそうでないかで差別化しているので、早急にすべき。また、今後はSSL化も重要視されるので、こちらもなるべく早くすべきでしょう。少なくとも、来年の統一地方選までには対応したほうが良さそう。
WordPress を使っているサイトの中でも、バージョンがかなり古いものがあり、一度作ったら４年間変えないとか、メンテしない人もいるだろうから、セキュリティ的にも新バージョンが出たらなるべく追従させたほうが良い。
流れはあきらかに「表示速度向上」「モバイル対応」「SSL化」にあるので、ここは抑えておきましょう。