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なぜ安倍晋三自民党総裁は増田寛也候補の応援に入らないのか

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都知事選挙も残すところ2日となった。

今回の選挙はウ○コ味のカレーかカレー味のウ○コか(食事中の方、ごめんなさい)という選択になってしまっているようにも見えるけれど、ここに来て一点疑問に思ったことがあるので書き留めておこうと思う。

なぜ安倍晋三自民党総裁は増田寛也候補の応援に入らないのか

これを指摘しているところはあるかと思ってちょっとググったら、J-CASTニュースが記事にしていた。

安倍首相がついに増田氏を「応援」 ただし動画で(J-CASTニュース)

自民党は2016年7月26日午後、東京都知事選(31日投開票)で、東京都連が推薦している元総務相の増田寛也氏(64)への投票を安倍晋三首相(党総裁)が呼びかける動画をフェイスブックなどで公開した。

主要閣僚が続々と増田氏への応援に入るなか、安倍首相は増田氏の応援に入っておらず、リードが伝えられている元防衛相の小池百合子氏(64)の勝利を織り込んでの対応ではないかと疑う声も出ていた。

これがその動画。もう終盤に入ってから、動画だけの応援となった。

更に調べてみると、土曜日にとうとう応援に入るという噂もあるようだけど、それにしても舛添さんのときとはエラい違いだ。

2014年の都知事選挙

tochijisen2014

舛添要一チャンネルより

これは想像だけど、おそらくこの分裂の状態を憂いていて、本人は全く乗り気でないのではないか。

穿った見方をすると、小池優勢の報を受けて、「自民党の公認候補なのに総裁が応援にはいらないというのはどういうことか」という批判を避けようとして、まずは動画だけ出してみて、最後に勝負が決まったところでアリバイ程度に応援に入っておこうということか。

このまま小池当選となった場合、自民党としては除名対象になる人物が知事になるわけだが、自民党員であることには変わりないので、なんとかその後につなげるために総裁が積極的に応援するのはやめておく算段か。

もし、増田、小池両方が落選した場合は都連執行部の責任が問われるわけで、その際に「総裁が応援に入らなかったから情勢が上向かなかった」などと批判されることを避けたいのか。

舛添さんは、自民党に唾を吐いて出て行った人。そんな人でも積極的に応援に入ったのに、今回は党の公認候補なのに全く応援に入らないのは、何らかの意図があると思われても仕方ない。はたしてそれは何か。

ちなみに首相動静を見ると、7月17日から24日までは、ゴルフをやったり温泉に行ったり別荘にいったり、結構ゆったりしている。党の公認候補なんだから、いくらでも応援に入れたはずだ。

選挙後、もし小池さんが当選したら、党本部と都連がどのように動くのか、注視していよう。

 

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