昨日、テレビをボーッと眺めていたら、オーストラリアのRocks地域(シドニー)の特集をやっていた。
写真は、ハーバー・ロックス・ホテル
前にもどこかで書いたかもしれないけど、私は高校の時に「オーストラリアに永住しよう」と決めた・・・「決めた」と言っても、なんとなく憧れていただけ。
本気で移住しようと思っていれば、英語を習ってオーストラリアで仕事できるように進んでいくはずなのに、意志の弱い私は、なんとなく憧れを抱きながら日々の生活に流されて、英語もしゃべることができずに今日まで来てしまったわけだ。
今の自分を見つめてみれば、家のローンを抱え、身軽どころか名実ともに身が重くなってしまい、とてもじゃないけど移住は夢のまた夢。海外だってアメリカに出張のような慰安旅行のような感じで一回行っただけ。
でも、自分の先を考えてみても、それほど自由な時間はもう多くはないだろうし、体が動かなくなる前に冒険してみても良いかな、と思う。
もちろん、すぐにではなく、まだ先の話。
ここで、「カメラマンになりたい」で書いたような勝手な理由付けをしてみると。
まず、シドニーまでは成田から直通で10時間ほど。お金さえ許せば、行きっぱなしではなくて必要に応じて行き来することも可能だ。
次に、インターネットが仕事となっていること。
これで、日本とオーストラリアで仕事を平行して続けていくことができる。 これは大きい。
パソコンとモバイル環境が充実してきたことで、登記上の住所がちゃんとあれば、実質的な事務所はネット上に構築できる。日本に数人体制の事務所があれば、私は逆にいらないかも。
食べ物はなんとかなるだろうし、英語も住んでしまえばなんとかなるでしょう。
穂高の家を維持していくよりも、オーストラリアに移してしまった方が良いかもしれない。
でも、そんなことが可能だろうか。
「地域から日本を変える」ことは、まだまだ追求していかなければならないし、政権交代だって見届けたい。『新しい信濃の国』は昨年立ち上げたばかりで、これから実質的に活動していかなければならない。
田舎の母も心配だ。
オーストラリアに何の仕事があるのか?結局は日本の仕事をメインにすることになるだろう。
そう考えると、今の状況で少なくともあと10年以上はがんばることになるのかな。
なんだか、だんだん現実逃避のように思えて来ちゃった(汗)
さぁ、仕事仕事。