ぎっくり腰は突然やってくる。
『勝谷誠彦の××な日々。』で、昨日勝谷が「ぎっくり腰になってしまった」と書いていたので、「今度はぎっくり腰かよ（笑）」と呆れていたら、自分がなってしまいました・・・トホホ。
ぎっくり腰なんて、本当に突然なるわけですよ。数年前になったときは、マンガだったら「グキッ」って感じでやっちまった感があったのに、今回は普通に落ちているものを拾おうとして、ちょっと手を伸ばしながら腰をかがめたときに、軽く「クイッ」って感じで「あ、来ちゃったかも」と。
軽いので、日常生活に支障を来すほどではないんだけど、いきなり老人になった感じは辛い。何をするにも腰の鈍い痛みと相談しながらゆっくり身体を動かさなければならない。この感覚はなった人しかわからないんだろうな。
風邪の症状（熱、胃のむかつき）→頭痛→脇のヒリヒリ感→胸の痛み→肩甲骨の痛み
と来て、最近また走り始めたらほとんど気にならなくなったと思ったら、今度は腰かよ。やっぱり歳なのかなあ。
ぎっくり腰でも行くコンサート
そんな状況でも、コンサートには行かなければならないわけです。
「ヒューイルイス＆ザ・ニュース」
８０年代大活躍したアメリカのミュージシャンで、映画『バック・トゥー・ザ・フューチャー』の主題歌を歌ったと言えば、洋楽を聴かない人も「ああ、あれね」となるでしょう。
ヒューイ・ルイスを最初に観に行ったのは、確か後楽園スタジアム（ふ、古い）での「ブルース・ホーンズビー＆ザ・レインジ」とのジョイントライブ。前回は、シカゴとのジョイント。単独では今回を含めて２回ほど。
ローランドにいたころは、社内の音楽祭のためにバンドを組んで演りました。３曲ほどだったと思うけど。
今回、一番好きな「If This Is It」（放題：いつも夢見て）は演ってくれなかったので、それが一番心残りだったけど、全盛期と変わらない声とパフォーマンスに満足し、会場もものすごい熱気だったわけです。観客の年齢層は当然のことながら結構高く、ヒット曲が続くのでヒートアップする後半は大合唱。
この昭和感満載のMVも凄いでしょ。
「今回で最後かも」と思って観に行くコンサート
最近のコンサートで強烈な印象として残っているのは、何といっても35年ぶりの来日公演となったボストン（BOSTON）。
これはあまりにも自分の中で大イベントだったので、３回に分けてレポートを書きました。
他にも、ポールマッカートニー、KISS、ジャーニーやブライアン・アダムスなどなど。
２０年以上前は、まだ好きなミュージシャンのライブを観に行くという単純な楽しみがあったけど、最近は「これを逃したらもう見られないかも」という理由が一番大きい。
最初にそう思ったのは、クイーン（QUEEN）のフレディー・マーキュリーが死んだとき。一度も観なかったので、「もう本人を見ることはできないんだ」とかなり悔やみました。
TOTOのジェフ・ポーカロが死んだときも突然だったのでショックだったけど、TOTOもマイケル・ジャクソンも一応来日公演には行っているので、まだ思い出として刻んではいるわけです。
ポール・マッカートニーなんて、「今回で最後かも」商法とも言えるような来日のしかたをしていたけど、それでも目の前で「LET IT BE」を聴いちゃうと、もう号泣。「まさか生きているうちに本物を聴けるとは」となる。KISSも「還暦過ぎてメイクかよ」というツッコミをしながら、それでも上半身ハダカでセクシーに歌うポール・スタンレーや、何十年も火を吹いたり舌をレロレロさせながら血を吐くジーン・シモンズを見ると、「俺もまだまだやれるかも」と50すぎのオッサンは燃える。
ボストンのトム・ショルツは足が悪いようで、もう70歳でもあることから、来日は厳しいかもしれないけど、ヒューイ・ルイスは67歳だけど元気そうだったので、また来てくれるかもしれない。ジャーニーもスティーブ・ペリーの復活は無さそうだけど、アーネル・ピネダは若いし、ニール・ショーンもまだまだやれそうなので大丈夫かな。ヴァン・ヘイレンは、デイヴィッド・リー・ロスが頭部の薄い普通のオジサンになっちゃったけど、また活動しているようだし、身体が動くうちになんとか来てくれい！
などという感じで、最近は観に行くことになります。
願わくはＥＬＯ（エレクトリック・ライト・オーケストラ）に来日してもらいたい。まだ本物を観たことが無い。最近もライブやっているんだから、来てくれ〜。そして、目の前で「Mr. Blue Sky」を演られた日にゃあ、やっぱり号泣なんだろうなあ。
ジェフ・リン様。お待ち申し上げております。