思うこと 新年の抱負

2017年を迎えて〜格差は広がり、技術は恐ろしい速さで進み、自分が感じる時間はさらに速くなっていく

投稿日:2017年1月1日 更新日:


あけましておめでとうございます

毎年、新年の抱負を立てるわけですが、それはそれで大切なこととして、前年の反省を最初に行わないと毎年同じになってしまうと、この歳になってようやく気がつきました。

で、昨年の抱負は?というと

2016年を迎えて〜この歳で「夢を持つ」ことについて

親の介護や自分の健康維持に気を使わなければならない年代になると、「夢を持つ」なんてことは「今さらねえ」という諦めのことばで自ら止めてしまいます。「初老」に片足を乗せている人間が「夢」なんて言っても若者からみたら「足掻き(あがき)」にしか見えないでしょう。

それでも自分の心身が健康であるかぎりは夢を見ていたいと思います。言い換えれば「夢を見るために心身を健康に保つ」となります。

これが今年からの目標です。なかなか難しいんですけどね。

そして、やはりこれからの日本を少しでも良くするために、頑張る政治家やメディアをサポートしたい。そして新たにエネルギー問題にも関わりたい。

未来の日本人に、「安全・安心」で何でも言える国を残すことが「夢」です。

いつもと違い、漠然とした抱負だったわけです。

結果としては、そこそこ健康で、政治家サポートは業務なので続けていたけど、エネルギー問題は入り口にも立てずに終わってしまいました。政治家のビデオ・プロモーションが新しい展開に入ってきていることを実感し、AIやVRの技術的発展に驚き、ドローン事業は入り口に立ち、頭の中が混乱したまま。

友人と立てていたマラソン関連の目標「ハーフマラソンで2時間10分を切る」は達成できず。当初目標に無かったギターの弾き語りの練習を始める、という1年でした。あ、『真田丸』にもハマって歴史に興味を持った。

さて、今年はどういった目標を立てようか。

格差社会はどんどん深刻化している

昨年末より漠然と考えていることが二つあります。

一つは、格差社会の深刻化。

『闇金ウシジマくん』を全巻読んだからというわけではないけれど(そう書くと一気に話がマンガっぽくなる…)、格差社会は現在もどんどん深刻化しており、老人から若者まで、カネを持つものと持たざる者の差は広がっていることを実感しています。

それは意外なところで感じられます。電車の中での乗客のほんのちょっとした行動や、買い物客の店員への言葉使いなど。人間としての余裕が無くなっているというか、「金がある方が偉い」、「店員は客の言うことを何でも聞かなければならない」、ネットで気に入らない政治家に対し毎日罵詈雑言を繰り返す暇人や、狭い社会(職場や学校)での上下関係に固執する小心者など。『コンビニ人間』(村田沙耶香著)に出てくる白羽さんのような人が、どんどん増殖しているみたい。イライラしている人が増えている感じ。

そういう自分も、友人には「俺は、いずれ仕事もカネも無くなって、最終的に野垂れ死ぬ気がする」と話しています。これは冗談ではなく、これからはちょっとしたことで一気に人生を滑り落ちてしまうと感じているからです。今はありがたいことに、わりと呑気な生活を送っているけど、このままだと、おそらく自分もそうなる。

アベノミクスは、簡単に言うと、金持ちを増やしてトリクルダウンで貧乏人にカネを回そうという政策。4年経って金持ちは増えたけど、貧乏人にはカネが回らなかった。だから結果としては失敗なんだけど、半分は成功したことになっているわけです。

では、今後はどうしたら良いか。民進党は対案を持っているはずなのに、それを全然出せていない。自分としては、なんとか役に立てればと思って提案もしてみたけど、何も反応が無いので離れたところから見ています。いっぱいいっぱいで政策どころではないのかな。本当は、蓮舫さんが代表になったことだし、できる限りサポートしたいけど、どうも党から私はいまだに避けられているようで、全く関与できない。内部では「次は俺が」と代表の座を狙って動き出している人もいるけど、今のままでは誰がなっても同じ。安倍首相が退陣し、そのあとに就いた新首相が日本をボロボロにしてしまわない限り、国民はなんとなく「これじゃ駄目だろう」と思っても政権を変えるところまではいかない。そして気がついたときには手遅れ。

どんどん格差が広がっていき、南関東や南海トラフでの大地震の確率は高まり、国際情勢も激変しているこの時代に、わかりやすく的確な政策を立てて国民に浸透させるのは、たやすいはずなのに。

本音を言うと、今はあまり政治に関わりたくない。でも、そうも言っていられないので、しばらくは政策云々よりもテクニカルな部分で、イノベーションが起こせるように検討・準備をしていきます。必要としてくれる人がいれば、その人を手伝いたい。わかってくれるところがあれば政党は選ばない。今の国政の状況を見ると、国政に絡むよりは地方政治に関わったほうが圧倒的に面白く、意味のあることかもしれません。

人工知能(AI)の進化は想像を絶する

昨年は人工知能に関するニュースがかなり出てきました。身近なところでは、テレビでも頻繁に流れている Apple の Siri や Google の音声検索など。Pepper は、まだ愛嬌があるけど、これが成人なみの知能を持つのもすぐでしょう。

自動運転や、家電にインターネットが入るIoT、自分でコースを考えて飛んでいくドローンなど。ほとんどの人はまだまだSFの世界だと思っているかもしれないけれど、ここ数年で、病気の診断や治療が人工知能によって行われるようになると、さすがに気が付き、驚きや恐れを持つ人も出てくるでしょう。

マイクに向かって話したことばが、ほぼ完璧に文字化されるなんて、数年前には無理だった。それがすでに会話ができるようになっているわけです。

よく、「10年後に人工知能に置き換わる職業」といった特集が組まれています。こんな感じで。

専門家が予測する10年後のテクノロジー15選(Lifehacker)

これを見ると、10年後には米国初のロボット薬剤師が登場すると、有識者の86.5%が予想しているけど、おそらくそれよりも速いスピードで進み、ロボット薬剤師が出るあたりで他の多くの職種にロボットが登場していることでしょう。

わずか10年ですよ。

「自分が生きているうちは関係無いよ」と思っている人は、自分がクビになり、代わりにロボットが入ってくることになって初めて「なんだこれは!」と驚くのでしょう。

ブルーカラーはあっという間にロボットが入れ替わっていき、ホワイトカラーの中でも「高度な技能を必要とする職種」のために高収入となっている医師、弁護士、高級官僚なども人工知能の方が優れた仕事をするとなると、そこでやっと「人間はこの先何をすれば良いのか」となる。

2017年は、「人間 vs 人工知能」「人間 vs ロボット」の中で、どうやって人間は生き残っていくのか、ということを考え始める年になるのだろうと思います。

翻って、自分はどうなのか。

なんだか、最近いろんなことがどうでも良くなってきています。年賀状も出さなくてもいいのではないかと思い、クリスマスや年末年始の行事もどこかシラけた目で見てしまう。師走の街並みも、「ああ、師走なんだな」と思って他人事に見える。

おそらく、最近になって自分の中の時間の進み方が変わってきているのではないか、と思えるのです。30年前の1年間と、今の1年間では感じる進み方が異なり、今の方が速い。だから、時期的な区切りは通過点にしか思えない。

そして、技術の進歩の方が速く感じるので焦るわけです。自分の中の時間が速く進んでいくのは、毎日の変化に気持ちが追いついていないから。そのため、技術の進化が余計速く感じる。そんな状況の中で、自分は最初に人工知能に置き換えられそうな立場なので、それであれば生き残ってやろうじゃないか、と開き直って「人間」を考えたい。

とかなんとか言いながら、夏ぐらいには10曲ぐらいは人前でギターの弾き語りができるようになりたいし、今年こそハーフマラソンで2時間10分を切りたい。病気をせず、前向きなことばかり考えて精神状態を良好に保ち、東京を飛び出し、人脈を広げ、今後の10年のきっかけを掴めるような年にしたいと考えています。

…どこが「人工知能vs人間」なのか。なんだかいきなり普通の話になってしまった。

あ、この歳になってやっと興味が出てきた歴史の勉強もしたいし、昨年の『真田丸』を引きずって、とりあえず身の回りを赤で固めようか。

今さらかい!

 


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